あいてぃーとふぼふ

ジューシーなサプライズ!それは…

昨日お話ししたWindowsPhone7に関する「ジューシー」なサプライズ…、それは「ベータ版Mangoの配布」と「開発環境のバージョンアップ」の2つのビックニュースでした!

ベータ版Mangoの配布!

AppHubに登録しており、かつ既に実機を持っている開発者に対して、WindowsPhone7の次期バージョンアップ版であるMangoのベータ版が配布されることが決定されました。

…確かにうれしいのですが、その際に秘密保持へ同意する必要がありまして、これによるとスクリーンショットなどの情報を第三者に公開することはできないようです。これは非常に残念です(T△T) 秘密保持が変更されてスクリーンショットはOKになりましたです!≧∀≦)ノ

もっとも、今回のMangoは日本語表示もできないようですので、ある意味ではエミュレータの方が多機能といえるかもしれません。このため、技術的な新機能やパフォーマンスの検証といった、本当に開発者向けのものとなりそうです。なお、対象となる開発者には別途アップデート手順を記載したメールが送付されてくるとのことですので、とりあえず気長に待ちましょう。

開発環境のバージョンアップ!

WP7アプリの開発環境がβ1からβ2にバージョンアップされました。…この期に及んで「β2」とかバージョン刻んでくるあたりに一抹の不安を覚えますが、β1のクオリティが今ひとつでしたのでこれはこれで安心できるかもです(汗。

このバージョンアップに伴い、開発環境の名称が「Windows Phone Developer Tools(WPDT)」から「Windows Phone SDK(WPSDK)」に変更されました。リリースノートを見る限りあまり多くの変更点はありませんが、小さな変更や改善がチラホラ見受けられましたので、以下に簡単なレビューを記載します。なお、最新のWPSDKのダウンロードはこちらからどうぞ。

Windows Phone SDK 7.1 Beta2

一部のプロジェクトテンプレート名が変更!

一部プロジェクトテンプレートの名称が変更されています。なお、生成されるプロジェクトの内容に違いはないようです。が、以下の後者に至っては作成される既定のプロジェクト名まで昔のままです。そこも直しておいてほしかったにゃ。

・「Windows Phone Task Scheduler Agent」→「Windows Phone Scheduled Task Agent」

・「Windows Phone Rich Graphics Application」→「Windows Phone Silverlight and XNA Application」

SL+XNAでアナライズが可能!

以前のβ1では、SL+XNAなアプリケーションで「Performance Ammalysis」を利用することはできませんでした。が、今回のβ2からはそれが可能になりました。実のところ、SL+XNAの肝であるUIElementRenderクラスは、使い方を誤ると簡単にメモリリークしてしまいますので、この対応は非常に嬉しい限りです。このように、β1では一部できなかったことがβ2で平然とできるようになっている…という感じの変更が多いように感じます。そこにシビれる!あこがれるゥ!

エミュレータの動作が軽快!

エミュレータの動作がスゴク軽快になってます~♪僕たちが大好きだったWPDT 7.0の頃のエミュレータが帰ってきたような感じです!(つД`) 他にも、キーボードの種類が追加されていていて、日本語でのQWARTY入力が可能になっていたりします。ただし、タスクの切り替え機能などは相変わらず使用できません。今回のβ2でも一部機能は未実装のままですが、β1で遭遇した不具合らしき現象もすべて解決されていますので、これなら開発にも十分耐えられるレベルに仕上がっていると思います。

まとめ!

ということで、このタイミングでようやっとMangoに関する表立った動きが出てきました。日本向けの対応もだいぶ見受けられるようになってきましたので、いよいよもって日本上陸も秒読みに入った印象が…そこはかとなく感じられないこともないような感じだったりしますよね!( ̄д ̄)